CC0CC0食堂の壁ぎわに置き、料理・銀器・酒を並べて、給仕がここから卓へ運ぶ台。中世の宴では、布を掛けた段の棚(ドレッソワール)に銀の皿を並べて見せ、ルネサンスのイタリアでは扉付きの低い戸棚(クレデンツァ)が同じ役をした。18 世紀の英国では、引き出しの無い大理石の台の両端に台座と壺を置く組から、1770〜80 年代に、酒瓶とグラスと皿の仕切りを持つ引き出し付きのサイドボードへ移る。ヘップルホワイトの図集(1788)は「サイドボードの無い食堂は欠けている」と書いた。19 世紀には、両端の台座を天板でつないだ重い形や、鏡の背板を高く立てた形が普通になる。
アダム・ヘップルホワイト様式・1780–1800
蛇行の正面、細い角のテーパー脚 6 本(前 4・後ろ 2)とスペード足。中央に長い引き出しとその下の空き、左右に深い引き出し(右は酒瓶の仕切り)
元にした図・実物: Hepplewhite『Guide』1788 図版 29–30、Sheraton『Drawing-Book』図版 XXVI、米国 1795–1800(Met 16912)
アトリエで開くアダム・ヘップルホワイト様式・1785–1805
上と同じ形に、後ろの真鍮の手すりと燭台の枝 2 本を立てた違い。手すりに大皿を立てかけ、灯すと銀器が光る
元にした図・実物: Sheraton『Drawing-Book』図版 XXVI・XXXI(真鍮の手すりと燭台の枝)
アトリエで開くリージェンシー様式・1800–1835
両端に扉付きの台座を据え、中央に引き出しを渡す。低い背板、輪の取っ手(獅子の顔の金具の置き場所)、下に石棺形のワイン・クーラー
元にした図・実物: Sheraton『Drawing-Book』図版 XXI、George Smith『Household Furniture』1808、Phyfe 1815 ごろ(Met 7506、918 × 2000 × 660)、ワイン・クーラー(Met 1522)
アトリエで開くヴィクトリア朝様式・1850–1890
彫りの深い台座の扉、中央の 2 つの引き出し、高い鏡の背と左右の小さな棚、頂の板(彫刻の置き場所)
元にした図・実物: Alexander Roux 1853 ごろ(Met 13475、背板を含め 2356 × 1822 × 651)
アトリエで開くルイ 16 世様式・1775–1792
大理石の天板、前の両端が丸く開いた棚、幕板に 3 つの引き出し、溝彫りの丸いテーパー脚と床の近くの下の棚
元にした図・実物: Molitor 1785 ごろ(Met 195486、857 × 1657 × 584)、Riesener 1790 ごろ(Met 206604)
アトリエで開くアーツ・アンド・クラフツ・1867–1890
細い角材の脚で組んだ黒塗りのサイドボード。下の段に左右の戸棚と中央の引き出し、天板の両端に斜めの支えの垂れ板、上の段に柱で立てた左右の小さな戸棚と開いた棚。真鍮の輪の取っ手と蝶番
元にした図・実物: E. W. Godwin の 1867 年の設計(1876 年ごろの製作。AIC 186047、1816 × 2553 × 502、垂れ板を広げて)
アトリエで開くゴシック様式・1460–1520
前の両角を斜めに落とした戸棚を、張り出した棚板と尖頭アーチの彫りの幕板で支える。戸棚の扉と鏡板にトレーサリー、下は吹き抜けの段の奥にリネンフォールドの背板、床の近くに下の棚
元にした図・実物: Met 463033(仏 15〜16 世紀のクレデンス、1334 × 1299 × 597)
アトリエで開くアンピール様式(ディレクトワールを含む)・1802–1815
大理石の天板の下に 3 つの引き出しのフリーズ。前の 2 本の円柱と後ろの付け柱で台の板に立ち、柱のあいだの奥に鏡を張る
元にした図・実物: La Mésangère 1802 図版 10「Console antique avec glace dans le fond」(Met 698130)の鏡の背と台の板。円柱と獅子の輪の取っ手は Lannuier 1812–19(Met 7505)
アトリエで開くルネサンス様式・1580–1620
銀の杯や水差しを並べて見せる、上下 2 段の開いた棚。天板・中の棚・下の棚の 3 枚の板の下に引き出しの帯を持ち、前の角は膨らんだカップ・アンド・カバーの柱、後ろは四角い柱。食堂や広間の壁ぎわに置いた
元にした図・実物: Met 205595(1600 ごろ。高さ 1283・幅 1219・奥行 508。The Met の公開 API で確かめた)の膨らんだ柱と寸法、V&A W.20:1 to 4-1958(英国 1580 ごろ。V&A の公開 API で確かめた)の開いた 2 段と後ろの四角い柱。図柄は V&A W.20 の中の段の引き出しのギローシュと、Met 205595 の柱の膨らみのアカンサス
アトリエで開く写り方と年代の幅を見て選んだ 30 点です。写り方・資料の種類ごとに、一覧で見られます。
CC0CC0家具(実物)
1440–50・The Met
CC0CC0家具(実物)
mid 1500s・Cleveland Museum of Art
CC0CC0家具(実物)
mid-1500s・Cleveland Museum of Art
CC0CC0家具(実物)
late 17th century (later remade)・J. Paul Getty Museum
CC0CC0図集・版画
1686-1710・Cooper Hewitt, Smithsonian Design Museum
CC0CC0図集・版画
1700-1743・Cooper Hewitt, Smithsonian Design Museum
CC0CC0図集・版画
18th century・Cooper Hewitt, Smithsonian Design Museum
PDパブリックドメイン図集・版画
1754年(刊行)・Internet Archive
PDパブリックドメイン図集・版画
1772年(刊行)・Internet Archive
CC0CC0家具(実物)
ca. 1785・The Met
PDパブリックドメイン図集・版画
1794年(刊行)・Internet Archive
PDパブリックドメイン図集・版画
1794年(刊行)・Internet Archive
CC0CC0家具(実物)
1795–1800・The Met
PDパブリックドメイン図集・版画
1802年(刊行)・Internet Archive
PDパブリックドメイン図集・版画
1802年(刊行)・Internet Archive
CC0CC0家具(実物)
1805–10・The Met
PDパブリックドメイン図集・版画
1808年(刊行)・Internet Archive
PDパブリックドメイン図集・版画
1808年(刊行)・Internet Archive
CC0CC0家具(実物)
ca. 1815・The Met
CC0CC0家具(実物)
c. 1840・Cleveland Museum of Art
PDパブリックドメイン図集・版画
1838年(刊行)・Internet Archive
PDパブリックドメイン図集・版画
1847年(刊行)・Internet Archive
CC0CC0家具(実物)
1850–57・Art Institute of Chicago
CC0CC0家具(実物)
ca. 1853・The Met
CC0CC0家具(実物)
1859・Art Institute of Chicago
CC0CC0家具(実物)
1868–80・Art Institute of Chicago
PDパブリックドメイン図集・版画
1869年(刊行)・Internet Archive
CC0CC0家具(実物)
Designed 1867, made c. 1876・Art Institute of Chicago
CC0CC0意匠図・素描
October 25, 1900・Cooper Hewitt, Smithsonian Design Museum
CC0CC0家具(実物)
1900–05・Cooper Hewitt, Smithsonian Design Museum