室内意匠帖

データの利用について

このサイトは、漫画家先生が西洋の部屋と調度品を描くときの参考資料として、営利目的ではなく運営しています。

このサイトの方針

  1. 掲載している画像は、すべてパブリックドメインまたは CC0 として公開されている資料です。判定の根拠は各資料のページに記録しています。

  2. ライセンスは「館の方針だからたぶん大丈夫」ではなく、1 点ずつ、取得元の API が返す権利情報で判定し、判定に使った値と確認日時を記録しています。記録は各資料のページの「ライセンスの根拠」で確認できます。

  3. 種類・時代・様式の解説文と「描くときのポイント」はこのサイトの書き下ろしです。Wikipedia やコモンズの説明文(CC BY-SA)、所蔵館の解説文は転載していません。資料については題名・年代・所蔵などの事実情報だけを記録しています。

  4. アトリエの家具・小物・部屋のプリセットと装飾の線画、3D の形は、このサイトがプログラムで作成したもので、CC0(パブリック・ドメイン提供)として公開します。

掲載している資料

参考資料
1260
パブリックドメイン
205
CC0
1055

種類の内訳:家具(実物) 408 点、調度品(実物) 182 点、部屋・建具(実物) 114 点、室内画・絵画 26 点、意匠図・素描 321 点、図集・版画 209 点

取得元の内訳:Rijksmuseum 36 点、The Met 445 点、Cooper Hewitt, Smithsonian Design Museum 227 点、Art Institute of Chicago 92 点、National Gallery of Art, Washington 52 点、Cleveland Museum of Art 97 点、J. Paul Getty Museum 76 点、Statens Museum for Kunst (SMK) 15 点、Paris Musées 66 点、Yale Center for British Art 36 点、Internet Archive 118 点(最終確認 2026/10/26)

取得元ごとの判定方法

メトロポリタン美術館(The Met)

Collection API の各作品の isPublicDomain が true で、画像があるもの。The Met はパブリックドメインの作品の画像を CC0 で公開しています。米国の基準だけに頼らず、制作年の終わりと作者の没年で、日本の保護期間の条件(下記)も確かめています。

取得元の利用方針

クリーブランド美術館(Cleveland Museum of Art)

Open Access API の share_license_status が CC0 で、画像があるもの。クリーブランド美術館は CC0 の作品の画像を CC0 で公開しています。作者の没年(creators の death_year)で、日本の保護期間の条件(下記)も確かめています。

取得元の利用方針

アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)

Linked Art API の画像の記録に付いた権利が「Public Domain Mark 1.0」または「CC0 1.0」のもの。実物の調度品は、制作にかかわった人物(家具職人・意匠の作者)の没年も確かめています。

取得元の利用方針

クーパー・ヒューイット(Cooper Hewitt, Smithsonian Design Museum)

Smithsonian Open Access の記録と画像の両方が CC0 と表示されたものだけ。記録だけが CC0 で、画像に利用条件のある資料は使いません。制作年で、日本の保護期間の条件(下記)も確かめています。

取得元の利用方針

インターネット・アーカイブ(18〜19 世紀の家具と室内の図集)

Internet Archive が公開している図集のスキャンから、図を 1 点ずつ切り出したもの。本が 1929 年までに刊行され、著者と図の作者がみな 1955 年までに亡くなっているものだけを使います(没年の分からない作者がいるときは、1900 年までの刊行のものだけ)。書名・刊行年・頁・切り出した範囲を、資料ごとに根拠として記録しています。

取得元の利用方針

シカゴ美術館(Art Institute of Chicago)

API の is_public_domain が true で、画像があるもの。シカゴ美術館はパブリックドメインと判断した作品の画像を CC0 で公開しています。米国の基準だけに頼らず、作者の生没年(artist_display)と制作年で、日本の保護期間の条件(下記)も確かめています。

取得元の利用方針

J・ポール・ゲティ美術館(J. Paul Getty Museum)

Linked Art の画像の記録に付いた権利が「CC0 1.0」のもの(Open Content Program)。作品の記録に付いた CC0 は目録のデータの権利なので、画像ごとの権利で確かめています。作者の没年と制作年で、日本の保護期間の条件(下記)も確かめています。

取得元の利用方針

デンマーク国立美術館(Statens Museum for Kunst)

API の public_domain が true で、rights が「Public Domain Mark 1.0」または「CC0 1.0」のもの。SMK はパブリックドメインの作品の写真の権利を放棄しています。画家の没年(creator_date_of_death)で、日本の保護期間の条件(下記)も確かめています。

取得元の利用方針

イェール大学英国美術研究センター(Yale Center for British Art)

作品ごとの権利の表示(IIIF のマニフェストの Copyright Statement)が「Public Domain」のもの。マニフェスト全体の CC0 は目録のデータの権利なので、判定には使いません。作者の没年で、日本の保護期間の条件(下記)も確かめています。

取得元の利用方針

ワシントン・ナショナル・ギャラリー(National Gallery of Art)

オープンデータの画像の表(published_images)で openaccess が 1 のもの。ナショナル・ギャラリーはパブリックドメインと判断した作品の画像を CC0 で公開しています。作者の没年(constituents の endyear)で、日本の保護期間の条件(下記)も確かめています。

取得元の利用方針

パリ市立美術館(Paris Musées)

API の画像の記録で fieldImageLibre が true で、権利の欄(fieldImageDroits)が「CC0 Paris Musées」のもの。カルナヴァレ館・プティ・パレ・コニャック=ジェイ館などの作品です。作者の没年で、日本の保護期間の条件(下記)も確かめています。

取得元の利用方針

日本の保護期間への配慮

日本の著作権の保護期間は、原則として著作者の死後 70 年です(連合国の国民の作品には、戦時加算として約 10 年が加わることがあります)。米国の美術館が「パブリックドメイン」とする基準は主に公表年なので、日本ではまだ保護期間内の作品が含まれることがあります。 そこでこのサイトでは、取得元の判定に加えて、次の条件を満たす資料だけを採用しています。

実物の家具・調度品・部屋

  • 制作年が 1914 年以前のもの。作者(家具職人・デザイナーなど)の名前と没年が分かるものは、没年が 1955 年以前のもの(戦時加算を足しても、日本で保護期間が終わっています)。名前が分かって没年が分からないものは、制作年が 1900 年以前のもの
  • 椅子などの実用品のデザインも、日本では美術の著作物にあたることがあります(TRIPP TRAPP 事件の判決)。そのため、米国でパブリックドメインとされていても、20 世紀初めのデザイナーの作は没年で確かめ、1955 年より後に亡くなった方の作は載せていません
  • 工房の名義だけで、デザイナーが分からない 1901 年以降の作は載せていません

室内を描いた絵・家具の図集の版画

  • 作者の没年が分かり、1955 年以前のもの
  • 没年が分からない場合は、制作年が 1900 年以前のもの
  • 作者不明(無名)の作品は、制作年が 1945 年以前のもの

どの条件で採用したかは、各資料のページの「ライセンスの根拠」に記録しています。

創作に使うときのよくある質問

Q資料を見て描いたイラストや漫画は、自分の作品として発表できますか?
A
はい。このサイトの資料は、参考にして自分のタッチで描くためのものです。資料の画像はパブリックドメインまたは CC0 なので、模写やトレースの元にしても著作権の問題は生じません。
Q資料の画像そのものを使ってもいいですか?
A
パブリックドメインと CC0 の画像は、原則として著作権による制限なく使えます。ただし所蔵館は出典の表記を推奨しているので、資料のページに書いた「所蔵・クレジット」を添えるのがおすすめです。肖像画に描かれた人物の権利や商標など、著作権以外の権利が関わる場合もあります。
Q資料の写真から作った線画は使えますか?
A
はい。元の写真はパブリックドメインまたは CC0 なので、写真→線画で書き出したものは、下描きにも原稿の一部にも使えます。所蔵館は出典の表記を推奨しているので、資料のページに書いた「所蔵・クレジット」を添えるのがおすすめです。
Qアトリエで作った線画はどう使えますか?
A
家具・小物・部屋のプリセットと装飾は CC0 なので、書き出した線画は自由に下描きや作品の一部に使えます。サイトへのクレジットも不要です。
Q歴史的に正確な家具や部屋ですか?
A
アトリエの家具と部屋は、様式ごとの形の特徴(脚・背・天板・繰形)をつかむための簡略化したモデルです。寸法は所蔵館の記録や当時の図集から取った目安です。彫刻や金具の細部は、参考資料の写真で確かめてください。
Q19 世紀に作られた「ルイ 15 世様式」の家具が、ルイ 15 世様式やロココの時代に入っていないのはなぜですか?
A
このサイトは、資料を作られた年の様式と時代で分けています。19 世紀後半からベル・エポックには、ルイ 15 世様式やルイ 16 世様式を写した家具が多く作られました。形は似ていても、作りの重さ・張り布の厚み・金具が違うので、18 世紀の部屋を描くときは 18 世紀の実物の資料を、1900 年ごろの部屋を描くときは同じ年の写しの資料を見てください。
Q解説文はどこから取っていますか?
A
種類・時代・様式の解説と「描くときのポイント」は、当時の図集・所蔵館の記録の寸法・家具史の資料で事実を確かめたうえで、このサイトが書き下ろしたものです。Wikipedia などの CC BY-SA の文章や、所蔵館の説明文は写していません。

お問い合わせ

次のようなときは、X(旧 Twitter)の @oliver_diary までご連絡ください。内容を確認して対応します。

  • 掲載している資料のライセンスの判定に誤りがある、または権利者として掲載をやめてほしい
  • 資料の題名・年代・種類の分け方に誤りがある

資料についてご連絡いただくときは、そのページの URL を添えてください。

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