ゴシック様式・1350–1500
天井まで張り出したフードの暖炉と主人の台、高い所の尖頭の窓、タペストリー、梁の天井と石の床
元にした図・実物: ランブール兄弟『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』1 月(推定)
アトリエで開くゴシック様式・1420–1500
深い見込みの十字の石の窓と、頭が三つ葉の水盤の壁龕、天井まで張り出したフードの暖炉、壁に掛けた布、梁と根太の天井、板の床
元にした図・実物: カンパン『受胎告知の三連祭壇画(メロードの祭壇画)』1427–32 ごろ(Met 470304)、ファン・エイク『アルノルフィーニ夫妻の肖像』1434(推定)

枠の割り付けとガラスの大きさが、時代をいちばん正直に表す。
この時代の形 ゴシック様式・ルネサンス様式

両開きの扉を一直線に並べ、部屋の奥まで見通す。

部屋の中心に据え、上に鏡を掲げ、棚に時計と燭台を並べる火の場所。
この時代の形 ゴシック様式・ルネサンス様式

壁を腰・中・上の帯に割る仕上げで、部屋の様式がいちばんよく出る。
この時代の形 ゴシック様式・ルネサンス様式

梁の天井から格天井、漆喰の浮彫へと移り、回り縁で壁とつなぐ。
この時代の形 ゴシック様式・ルネサンス様式

寄木・石の市松・絨毯の床は、パースの基準の線にもなる。
この時代の形 ゴシック様式

古代の 5 つのオーダーに従う柱で、室内では壁に半分埋めた付け柱が多い。
この時代の形 ルネサンス様式

食堂とサロンの壁ぎわに、何脚も並べる椅子。
この時代の形 ルネサンス様式

背の無い腰掛けで、宮廷では誰が座れるかが身分で決まっていた。
この時代の形 ゴシック様式・ルネサンス様式

架台の板から、伸ばして何人でも囲めるマホガニーの卓へ。
この時代の形 ゴシック様式・ルネサンス様式

人の背より高い 2 枚扉の箪笥。
この時代の形 ゴシック様式・ルネサンス様式

食堂の壁ぎわで料理と銀器を受け、給仕がここから卓へ運ぶ台。
この時代の形 ゴシック様式・ルネサンス様式

天蓋と帳で囲う寝台で、部屋でいちばん高価な家具だった。
この時代の形 ゴシック様式・ルネサンス様式
ルネサンス様式・1500–1560
細い板を前から後ろへ交互に重ねた X 形の脚。板は肘の下から座を抱く U を描いて中央で交わり、反対の側の床の滑り木へ下りる。肘の前の端は下へ巻く渦、背は肘の後ろに渡した輪郭のある板
元にした図・実物: Cleveland 1939.182(イタリア 16 世紀初め、高さ 950。台帳 cleveland-118060)、NGA 1942.9.393(1520/1540 ごろ。台帳 nga-1553)。背の板の図柄は NGA の背の浮彫
アトリエで開くゴシック様式・1350–1500
尖頭アーチを切り欠いた 2 枚の板の脚、板の座、脚を貫く通し貫
元にした図・実物: Viollet-le-Duc『Dictionnaire raisonné du mobilier français』1858–75 の腰掛けの図(後世の復元図。図版は要選定)
アトリエで開くゴシック様式・1350–1500
厚い板の天板を、八角の柱と足の梁の架台 2 組と通し貫で支える(宴のたびに組んで布を掛けた)
元にした図・実物: ランブール兄弟『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』1 月(1410 年代)
アトリエで開くゴシック様式・1450–1520
框と桟で組んだ箱の前に 2 枚扉。扉と横の面に、布を畳んだ形の彫りの鏡板が 3 段に並ぶ。四隅の框が床まで下りて足になり、上は面取りのコーニス、扉に鉄の蝶番と錠前
元にした図・実物: Met 471235(仏 15 世紀のリネンフォールドの戸棚、1930 × 1702。奥行きは推定)
アトリエで開くゴシック様式・1460–1520
前の両角を斜めに落とした戸棚を、張り出した棚板と尖頭アーチの彫りの幕板で支える。戸棚の扉と鏡板にトレーサリー、下は吹き抜けの段の奥にリネンフォールドの背板、床の近くに下の棚
元にした図・実物: Met 463033(仏 15〜16 世紀のクレデンス、1334 × 1299 × 597)
アトリエで開くゴシック様式・1350–1500
箱形の台の寝台に、天井から綱で吊った平らな天蓋とヴァランス。頭の後ろに床まで垂れる布、左右の帳は頭と足の側へ寄せる
元にした図・実物: ファン・エイク『アルノルフィーニ夫妻の肖像』1434(寝台と吊った天蓋)
アトリエで開くゴシック様式・1350–1500
帯の 3 本の脚が外へ反って先が巻き、細い柄に 3 つの節、受け皿の上に蝋燭を刺す針
元にした図・実物: Limoges の旅の燭台 ca. 1290–1310(Met 467493、28.5 × 9 cm)
アトリエで開くルネサンス様式・1500–1600
縁の立った広い皿形の台から釣鐘形が立ち、節と鍔のあと、細い柄に輪が 14 重なる。筒の下に小さな皿の鍔、筒の中ほどに帯。飾りは彫らず、ろくろの輪だけで見せる
元にした図・実物: 16 世紀の真鍮の燭台(Met 196923、23.2 cm。Met の一括データでドイツ)。台の径と高さの割り振りは写真から測った
アトリエで開くゴシック様式・1400–1500
節のある真鍮の軸と下の玉、S 字の腕 6 本に蝋燭
元にした図・実物: ファン・エイク『アルノルフィーニ夫妻の肖像』1434 の真鍮のシャンデリア(docs/02 §5)。下の玉は 17 世紀の真鍮のもの(Met 201696)に残る形
アトリエで開くゴシック様式・1400–1500
広い縁の真鍮の盥の中に、ラッパ形の台・押しつぶした胴・細い首の水差しを立てる。長い S 字の注ぎ口は支えの棒で首とつなぎ、蓋の上に十字
元にした図・実物: 水差し ドイツ 15 世紀(Met 12.166.1、345 H × 191 × 120)、盥 ドイツ 15 世紀(Met 12.135.6、529 径 × 83)
アトリエで開くゴシック様式・1350–1500
架台に渡した板を、床まで届く布で覆う。角で布が円錐に垂れて床に届く
元にした図・実物: docs/02 §7 dining-table-gothic(架台と板、床までの布。『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』1 月)
アトリエで開く